アーカイブ

いまさら聞けない「5G」とは?

投稿日:2020年2月22日 更新日:

今回は、次世代通信規格「5G」について書きたいと思います。

「5G」に注目が集まっています。なぜこんなにも「5G」が注目を浴びているのかわからない方も多いはずです。現在の主流である4Gとの違いは何なのでしょうか?また、どんな事に活用出来るのでしょう。

少し掘り下げて見たいと思います。

何故、「5G」は注目されるのか?

「5G」は文字通り5世代目の通信方式です。
しかし、今までと違って「5G」だけが騒がれているとは思いませんか?
これは「5G」が「4G」と比べて飛躍的に機能が上がったことにより携帯電話での活用に留まらず、色々なものに活用出来ることから注目を集めています。

それでは具体的に「4G」と比較しどう変わったのでしょうか?

「5G」では、「4G」と比べて最高速度が20倍に、実行速度に至っては100倍になります。加えてタイムラグが殆ど発生せず、大量のモノをネット上に同時に繋ぐ事が出来ます。

この機能アップにより携帯電話以外にも活用の幅が広がりました。具体的にはどの様なことに活用出来るのでしょうか?

続いて活用例を挙げたいと思います。

「5G」の活用例

  • 遠隔操作 : 建機の遠隔操作、遠隔操作医療、自動運転
  • 映像 :3D映像、仮想現実(VR)

「5G」の特徴として前述しましたが、低遅延でデータをやり取りする事が出来ます。また多数同時接続が可能である事で産業インフラへの活用が見込まれています。

建機の遠隔操作や遠隔操作医療はまさに代表例だと言えます。

また、超高速・大容量である事で3D映像やVR、4K映像もスムーズに送る事が出来ます。

AIとIoTの記事でも触れましたが、「5G」は、AI社会、IoT社会の実現に不可欠な技術です。

→過去の記事はこちらから

日本における「5G」の進捗

「5G」は2018年に商用サービスが始まっています。

日本では2019年4月に総務省が5Gの電波をソフトバンク、NTT docomo、KDDI、楽天モバイルに割り当てています。

しかし、各社の計画は2022年以降に本格的にエリア拡大を予定されており、まだ使用に関しては一部のエリアに限られているようです。

端末に関しては、続々と対応機種が発売されそうですので注目していきたいと思います。

世界における「5G」はハイテク覇権争い

世界的に見ると「5G」の主導権を巡って、米国と中国が激しく対立しています。米国にとっては国家安全保障の観点からも中国が主導権をを握る事は許容できないためファーウエイを排除するなど露骨に対立姿勢を示しています。

「4G」まで主導権を握っていた米国としては「5G」でも同様に主導権を握る事で利権を守る考えです。

まだしばらくは貿易戦争と合わせて厳しい駆け引きが続くことになるでしょう。







-アーカイブ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

英語学習のススメ -マインドセット編-

こんにちはvito です。 40代外資系企業で働くサラリーマンです。今回は英語が苦手な人向けに「英語学習のススメ」と題して-マインドセット編-です。 英語ができるマインドセット マインドセットを行うこ …

血液型 O型はコロナにかかりにくいらしいが・・?

こんにちはvitoです。 O型はコロナに対して、低リスクとのニュースがありました。 血液O型は低リスク? コロナ感染率、75万人調査―米社 私の血液型はO型なので、ちょっと良いニュースと思いたいのです …

40代半での転職活動体験記 第2回

こんにちはvitoです。 40代半ばでの転職活動を体験記として綴りたいと思います。 転職3回経験、あとがありません!! 転職エージェントを探す! 転職活動を始めるにあたり、転職エージェントを探すことか …

スカイツリーの上と下で時間のズレを実証!

こんにちはvitoです。 今日は、時間の進み方が場所によって変わることが実証されるという話題をシェアしたいと思います。 時間の進み方は同じ? 時間の進み方はどこでも同じだと思われてきましたが有名なアイ …

やっと出てきた「超過死亡」データ

こんにちはvitoです。 今回は、「超過死亡」のデータが発表された事についてシェアしたいと思います。 コロナウイルスでの肺炎の死者数は、日本においては1000人に迫る勢いです。正式に発表されている例だ …