こんにちはvitoです。
今回はコロナウイルスの汚損物からの感染について情報をシェアしたいと思います。
コロナウイルスの感染については、飛沫感染と接触感染といわれています。ここでは接触感染にスポットを当てています。接触感染を定義すると次の通りです。
接触感染:
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた時に、その手で周りの 物に触れるとウイルスがつきます。それを第三者が触ると、その第三者もウイルスが手に付着することになります。その手で口や目鼻を触ると粘膜より感染に至ります。これを接触感染といいます。
皆さん理解している内容と思いますが、改めて考えると接触感染の可能性は非常に高いものと感じるはずです。
モノについたコロナウイルスはどれぐらい生きているの?
SARSとMERSの研究結果より最長9日間生きる可能性を示唆されています。表面がツルとしたモノ(プラスティック等)に対しては平均4~5日間生存できるようです。
ドイツの研究チームの調査が、国際科学ニュースサイト「サイエンス・アラート(Science Alert)」2月13日付の記事で生存期間を最長9日間程度と示唆しています。SARSとMERSと類似することにより、其々の研究文献を精査し導いた可能性です。それほど外れているとは思えません。現状の感染力をみると接触感染の可能性は常に想定しておくべきだと思います。
→参照記事は下記
インフルエンザの場合は凸凹の表面では8〜12時間、表面がツルッとしたものでは1日〜2日といわれているので、生命力は、インフルエンザ以上だといえるでしょう。改めてコロナウイルスの生命力に驚かされます。
→追記:2/28
米疾病対策センター(CDC)の局長より
「銅と鉄の表面では2時間程度だが、段ボールやプラスチックなどほかの物質の表面ではより長時間となる。われわれはこの点を注視している」 更新情報あり
感染拡大防止の為、中国で紙幣を徹底洗浄
WHOは、汚染された物に触れることで感染する可能性もあると指摘しています。中国人民銀行は「新型ウイルスの打撃を受けた地域の現金は紫外線で消毒されるか、もしくは少なくとも14日間加熱・保管されてから再び流通される」ことを明言し対応しています。そこまで必要なのかと思いますが接触感染を警戒しての対応ですので真摯に受け止める必要があります。
→参照記事は下記
ドアノブは危険?
インフルエンザウイルスの例をとってみてもウイルスの生存期間は思いのほか長いです。またドアノブのような対象物はより生存期間が長くなる傾向あるため感染リスクは高いといえるでしょう。
ドアノブは表面も滑らかな状態の為。ウイルスが生存しやすく数日は生存していることを想定しなければなりません。そういった状況を顧みると手で何かを触った後には手洗いを忘れず行うことが非常に重要になります。従来のウイルスより感染力が強い可能性があるコロナウイルスでは尚のこと注意が必要です。手洗いうがいは必ず行いましょう!
手袋の着用のススメ
これは個人的にしているのですが、最近は常に手袋を着用しています。どうしてもドアノブや手すり、エレベータのボタンなどを触る機会が多くあります。
できるだけ手洗いをするようにしていますが、手袋をすることで少し気を遣うのを低減できると思います。マスクと併用し使われる事をお勧めします。但し、手袋も抗菌仕様か洗濯は必要になるので使い方はお気をつけ下さい。