こんいちはvitoです。
今回はボクシングの比嘉選手の再活動についての話題です。
モチベーションの低下からボクシング自体の継続も心配されましたが、本格的に再活動を表明し世界を目指すことを決心したようです。
ボクシングファンにとっては非常に喜ばしいニュースになりました。
今後の活動はどうなるのか?
比嘉選手は3月に白井・具志堅スポーツジムを退所しています。まだ、移籍先になるジムの発表には至っていません。
ただ、デビューから見守り続けてきた野木丈司トレーナーとのコンビを再結成することで全盛期に近い形で肉体は鍛え上げられるのでないでしょうか?
比嘉選手もすでにトレーニングは始めており、「野木さんのメニューはやっぱり違う。あの時の感覚が徐々に戻りつつある」と手応えをつかみつつあるようです。
野木トレーナーは非常に優秀なトレーナーで比嘉選手のファイトスタイルを具現化するスタミナや強靭なフィジカル構築には欠かせないと思っていたので、これからが非常に楽しみです。
ボクシングのジム移籍の問題について思うこと
野木トレーナーは比嘉が3度目の防衛戦での体重超過で王座を剥奪された責任を取りジムを去ったようですが、当たり前のことのようですがこういったミスには非常に厳しいペナルティーが課せられる事が一般的のようです。
結果的に比嘉選手は信頼するトレーナーと共に再度世界をめざすことを決心しましたが、ジム移籍に関しては、これまで非常にハードルが高かったこともあり簡単では無かったと思います。
JBCのルールには「マネージャーと契約ボクサーとの間のマネージメント契約の期間は、3年間を超えてはならない」と規定があります。
このマネージメント契約について、2019年には、実態を巡り公正取引委員会(公取委)から独禁法違反の恐れがないか聞き取り調査が行われたこともあります。
格闘技のジムの多くは、旧体質的なところがある事は否めません。時代に合わせてマネージメントの体制も変化しつつあるようですが、選手側の権利が阻害されることも未だあるようです。
赤穂亮さんのyoutubeチャンネル《赤穂亮のルーTUBE》で「業界の闇に斬り込む」の題で業界の問題について語られています。
透明性と公平性を持って才能ある選手が犠牲になるような事がないような業界になることを強く願います。