こんにちはvitoです。
理化学研究所(理研)が飛沫シミュレーションを公開した話題についてシェアしたいと思います。
飛沫シミュレーションで分かること
今回、コロナウイルスの第二波に備えるため、理研はスーパーコンピューター「富岳」を使ってせきなどで飛び散る飛沫経路をシミュレーションしています。
このシミュレーション動画をみると、色々とイメージできることが増えます。
- マスクの効果は大きい
- マスク無しでの咳は危険
- マスク無しで会話するだけの影響
- パーティションも有効
- 電車内での換気の流れ
個人的には、これだけでもイメージで理解できていれば対策も変わってくると考えています。
シミュレーション動画をみるかぎり、マスク無しでは咳やくしゃみはもちろんですが、会話についても感染リスクがあるのがわかります。やはりマスクの効果は大きく、できるだけ常用することが必要です。
また、マスクをしていても咳の際は、マスクの隙間からウイルスが流出していることも確認できます。この事例からもソーシャルディスタンスは必要です。電車内でマスク着用でも近い位置で咳をされた際は、感染リスクが多少あると考えてもいいかもしれません。
パーティションの効果も確認されているので、オフィスや対面で仕事にはパーティションで遮るなどの対応が効果的であることがわかります。
電車内では、換気は上側にうまくされているように見えます。思ったよりも滞留していない印象です。
飛沫シミュレーションから思うこと!
やはりマスクが必須であることは変わりありませんが、マスクをしていても咳などをすると、ソーシャルディスタンスが取れていない近接する人に影響を及ぼすことは気に留めたいところです。
逆にマスクをしっかりしてソーシャルディスタンスを守ることができれば、感染リスクはかなり低く抑えれるのではないでしょうか?
飛沫シミュレーションで示された内容では、いままでの対策が正しいことを証明しています。やはり飛沫感染より接触感染の可能性が高いのかもしれません。
気のゆるみと高温多湿になっていく夏にむけてマスク着用もしない方も増えてくると予想されますが、今一度気を引き締めてほしいものです。
また、満員電車などソーシャルディスタンスが全くとれない事例には、難しい課題だと思いますが、なんらかの具体的な対策が無いか政策として検討してほしいですね。