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外資系企業 体験記-アメリカ系企業編-

投稿日:2020年2月6日 更新日:

こんにちはvito です。

40代外資系企業で働くサラリーマンです。今回は外資系企業体験記と題し経験に基づいた情報をシェアします。

外資系企業と一括りで表現していますが、アメリカ系企業とヨーロッパ系企業では大きな違いがあります。外資系企業への転職を検討されている方は、国別での違いを事前に調べることをお勧めします。今回は私が在籍する

アメリカ系企業編です。

アメリカ系企業で働く!向いている人は?

アメリカ系企業は、成果に厳しく成果主義が徹底されています。この傾向は上位のポジションに行けば行くほど顕著になります。

常に成果を求められるので、結果が伴わない場合はポジションにそぐわないと評価され厳しい対応を迫られるでしょう。

成果を機軸に人材流動性は高く、実力主義と言えるでしょう。

人材は即戦力としての採用が多く、日系企業の様な仕事を丁寧に教えてくれる習慣は無いと思った方がいいでしょう。

その反面、結果を出しておけばいいとも言えます。個人主義的ですが、しっかり結果を出せる人には向いていると考えていいでしょう。

日本ではプロセス重視の仕事が基本ですが、結果重視であることが大きな違いです。この違いは実感として非常に大きいです。向き不向きが分かれるポイントです。

多様性を重んじるカルチャー

もう一つの特徴として多様性です。

基本的に多民族国家であるため人種に対する偏見が少なく多様性を重んじるカルチャーです。

いうまでもなく女性の社会的地位についても高く、女性にとっては性別による偏見がなくキャリアアップしやすい環境です。

ワークライフバランスは自分で決める

ワークライフバランスは、成果を出すというミッションをクリアできているので有れば自身でコントロールすることが出来ます。休みにくいという環境ではないでしょう。

日本では「働き方改革」が勧められていますが、課題が満載です。形から入る方向性は日本の生産性をさらに引き下げる可能性があり心配なところです。

そういう意味ではアメリカ系企業はワークライフバランスについてもプロフェッショナルといえるでしょう。

アメリカ系企業の年収は高め⁉︎

給与については1番気になるところではないでしょうか?

外資系企業全体にいえることですが、給与は日系と比べると高い傾向にあります。これについては勘違いされている方がいられるかもしれないので理由をあげます。

日系企業の特色は、年功序列と終身雇用です。日系企業に在籍すると定年まで雇用が保障され給与も年齢とともに上がり続けます。外資系企業では退職金がない場合が多く給与も年功序列というわけではありません。さらに業績が悪ければローカルユニットの閉鎖などドラスティックに動きます。

給与についは、そういったデメリットをカバーする意味も含まれているので、総合的に検討した場合は高いといえるかどうかは疑問です。これについては判断は個人の考え方に委ねられます。

アメリカ系企業に限定すると人材流動に対してのリスクが高いので、その他の外資系企業よりすこし好条件の場合が多いようです。







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