「2024年問題」が最近の外交関係者間で話題になっています。
一般的にはまだ話題になっていませんが、今回は「2024年問題」について書いて見たいと思います。
「2024年問題」とは?
米国やロシア等の指導者が2024年頃に一斉に交代時期を迎える事により国際情勢への影響を懸念されています。この問題が「2024年問題」と呼ばれています。
日本の政局にも影響を与える事もあり注目され始めています。
「2024年問題」でどうなる?
前述しましたが、各大国の指導者が同時期に退く可能性があります。では、具体的に下記に挙げたいと思います。
米国
2024年は、大統領選挙を実施する年です。トランプ氏が再選すれば8年間のトランプ政権の後継を決める選挙となります。
中国
習近平(シー・ジンピン)の2期目の任期は2023年3月迄です。3期目も務めるかは非常に注目を集めている状況です。
ロシア
プーチン氏が2024年5月に任期満了を理由に退く事を示唆しています。いち早く退任を示す事で「2024年問題」の議論が始まるきっかけとなっています。
大国間では、激しい駆け引きがおこなわれています。現在は、強力な個性を持つ指導者がいる事で均衡が保たれていると言っていいでしょう。
指導者の幕引に失敗する事は国力に影響しかねない事項です。各国シビアな対応となるでしょう。
日本における「2024問題」は?
現在、安倍政権は3期目入っており2021年9月までになります。2024年には、4期目を務める必要がありますが党則を改正する必要があり可能性としては微妙なところです。
この「2024年問題」を迎えるにあたり、相応しい後継者を選ぶ必要があります。
次世代後継者には、令和時代に相応しい国際情勢に強いリーダーを選ぶ事は必須です。GDP比率や人口減少など国際的な影響力は下がる一方です。問題意識をもって日本を導く事が必要です。難しい時代ですが明るい未来を期待しましょう!