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いまさら聞けない「IoT」とは?

投稿日:2020年2月20日 更新日:

今回は最近良く聞く「IoT」について書きたいと思います。

世間では、これからは「IoTの時代」になるだろうと喧伝されています。IoTと聞いてIT技術をイメージする事ができても具体的にどういう事だとわからない方も多いはずです。

いまさら聞けないシリーズとして、掘り下げていきたいと思います。

「IoT」はモノのインターネット⁉︎

「IoT」は、「Internet of things」の略語となります。これを直訳すると「モノのインターネット」と訳されます。

意味する事は、様々な「モノ」がインターネットに接続され繋がる事で新たな価値を提供する仕組みと考えていいでしょう。

身近な例ではスマートスピーカーがあります。これよりイメージ出来ると思いますが、IoTの基本的な仕組みは其々のモノから情報を取得し、インターネットを経由してクラウドに情報を蓄積します。この情報をAIなどで傾向分析します。分析結果をもとに最適化をはかりモノを制御するのです。

これまでインターネットに繋がれる対象はパソコンなどのIT機器に限られていましたが、IoTでは、様々なモノがインターネットにつながり情報を共有したり遠隔制御する様になります。

それでは具体的にイメージしてみましょう!

「IoT社会」をイメージする

現在進行形でIoT社会になりつつあります。

ここではいくつかの例を挙げたいと思います。

スマートホーム

住宅をベースに家電等を利用し多様な情報が集まるプラットホームを構築します。情報をもとに街のセキュリティーサービスや都市設備を整えスマートシティの実現を目指しています。

ウエアラブルデバイス

身につけることを意味する「ウエアラブル」製品にセンサーを搭載し活用します。時計や眼鏡等を通じて情報を取ることで行動パターンや身体状態を把握し医療やマーケティング等の改善を目指します。

産業機械への応用

工場内の設備をネットに繋ぐ事で生産における稼働率の管理や品質改善への最適化を目指します。


IoTにより社会が便利になるのは間違いありません。他にもドローンの自動配達や車の自動運転なども近い将来実現されるでしょう。

効率化にも寄与し、日本における人材不足と生産性向上の問題に対しても有効な手段となりそうです。日本の企業には良い投資をしてほしいですね。

このようなIoTですが、いい事ばかりではありません。次はIoTの課題を挙げたいと思います。

「IoT」の課題とは?

《課題①》

情報(データ)の所有権

機器が集めてくるデータは誰のものなのでしょうか?法的には無体物であるため、所有権や占有権の対象外となります。

現在はGAFAによるビックデータの独占が世界的に問題になっています。

データの法的な見方も変わりつつあります。今後大きく変わり整備される必要があります。

《課題②》

セキュリティーの問題

情報の漏洩やサイバーテロなどセキュリティーの問題も指摘されています。

特にサイバーテロについては、人命に関わる為、解決する大きな課題となります。リスクマネジメントが必要です。

まとめ

IoTとAI技術、さらには5G 技術は相互に絡みながら発展しなければなりません。

第四次産業革命には其々が必須となります。

今まさに始まろうとしているIoT社会を適切に理解し、この変革を楽しみましょう!







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