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AI(人口知能)で社会はどう変わる?

投稿日:2020年2月19日 更新日:

AI(人口知能)の研究や実用化が進んでいます。ウィキぺディアにAIの研究について、この様に記載があります。

「これまで人間にしかできなかった知的な行為を、どのような手順とどのようなデータを、準備すれば、それを機械的に実行できる」を研究する分野である。

1956年に「ダートマス会議」でAI(人口知能)という言葉が使われ研究が活発になりました。

それでは、AIが私たちの生活にどの様な影響を与えるのでしょうか?

「AI(人口知能)で社会はどう変わる?」かは、メリットとデメリットのそれぞれ理解し上手く活用する事で結果は変わりそうです。

それでは掘り下げてみましょう!

AI(人口知能)は何が出来る?

AIはどんな事が出来るのでしょうか?まずAIが具体的にどんな事が出来るかを見ていきましょう!

《出来る事》

  • 画像処理:カメラに映るものを判断する。
  • 音声処理:音を聞き分けて判断する。

現時点でよく目にする技術は、この2点ではないでしょうか。

画像処理は、製造業で選別する機械等に応用され活用が進んでいます。音声処理は、スマートスピーカーに活用され目にする事も多くなりました。

AIの研究はブームや廃り等の紆余曲折を繰り返していましたが「ディープラーニング(深層学習)」の技術により最近注目される様になりました。

このディープラーニングが最近のAIの急激な進化に寄与しているのは言うまでも有りません。

しかし、機械学習のアルゴリズムは適切に設定する事が必要です。ディープラーニングは画像処理や音声処理の分野への適応が進められていますが、ディープラーニングといってもアルゴリズムとして万能ではありません。まだ発展途上の技術であることの理解が必要です。

この様な現在のAIの状況を踏まえた上で、今後期待されている技術を纏めてみました。

  • 感情理解: ロボットによる対話
  • 行動予測: 防犯カメラによる動画認識
  • 環境認識: 介護ロボット
  • 自律的な行動計画: 自動運転、ドローン配達
  • 言語理解: 機械翻訳
  • 大規模知識理解: ホワイトカラー支援

2030年頃迄には、これらの技術の実現が見込まれています。

シンギュラリティ(技術点特異点)の問題

予測ですが、AIが人間の知性を上回る「シンギュラリティ」が2045年に起きると言われています。

映画の「ターミネーター」は、まさにこの「シンギュラリティ」をテーマにした映画ですが、これについては本当のところどうなるのかわかりません。

そういった時代が目の前に来ているという認識は必要ですね。

AI(人工知能)と人間の共生

AIの進化により現在の仕事が代替される事が予測されています。野村総合研究所の調査では49%もの仕事が代替されるという結果がでています。

そう遠くない未来に半分近くの仕事が代替されるとの予測は人々の仕事の在り方への変化を示唆しています。

代替により仕事を失うというデメリットの側面もあります。メリットとしては、逆に仕事への負担が軽減され、より人間らしい豊かな生活をおくれる可能性も有ります。

どのように捉えるかで変わって来ます。いずれにせよ時代に合わせて其々が変わる必要があるでしょう。

AI時代にあったスキルを身につけよう!

AIは大量のデータベースに基づき学習し最適な答えや選択肢を導き出します。一方で0から何かを生み出す創造的な事は出来ません。

代替されると予測される体系的、秩序的な作業から創造的な仕事へのシフトがもとめられます。

接客力やリーダシップ力はAIでは代替できません。この様なスキルを磨く事も検討してみてはどうでしょうか?

また、AIを操る技術者はまだまだ足りていない状況です。未来を見据えて挑戦してもいいと思います。

時代に合わせたスキルを身につけて、この変化に対応する力を今から養うことをお勧めします!







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